30代から始める資産形成のお話

30代から始めるよ 資産形成( ˘•ω•˘ )

ひそかに ひそかに思うこと~ダウ平均に関する考察~

強いダウ

連日のように最高値を更新しまさにイケイケムードの相場となっています。

前年12月の記事にてまだまだいけるで!!!と考えをはきだしましたが…

 

しかし最近少しずつですがネガティブな見方をするようになってきました('Д')

そんなお話をします。

強い各種指標と減税

とはいうものの経済指標全般は強いです。例を挙げれば

  • 新規失業者申請件数は45年ぶり低水準
  • 12月小売売上高は前年比0.4%増

雇用統計も専門家予想を下回ったとはいえ12月の非農業部門の就業者数は十分な数値となってます。

好調な経済を背景に企業は業績を伸ばし、さらに次年度から減税により株主の利益はざっと見積もって1割程度伸びるとなれば株価が一段高になるのは当然っちゃ当然ですね( `ー´)

さらにこの減税を就業者に還元すると大手企業が相次いで発表しているため、これがまた経済を動かし更なる成長へと押し上げていくことも考えられます。また、設備投資も進めることを発表している企業も散見され一段高の期待も高まるものと考えられます

株式マーケットデータによれば、12月29日時点でダウ、S&Pともに平均PERが20倍程度 ダウは年末から19日までに25000から26000へと上昇しているため、簡単に修正すればおおよそ21倍程度。減税の影響は加味されているとはいえもう一段高もあり得るというのがコンセンサスだと思います('ω')まぁ短期の過熱感もあるものと思いますが

それでも少しずつネガティブになってるわけ

長いあいだ景気浮揚のために行っていた未曽有の低金利下において膨らんだ個人債務が重しになってきている統計データが散見されるようになっています('Д')また、ある種の財においてはピークアウトも見られるようになりました。

factを出せば

個人債務では4Q のデータがありませんが3Q 時点ですでに過去最高を記録しており、さらに膨らんでいることが想定されます( ゚Д゚)

 また、自動車販売台数は、12月が5.2%減の160.3万台、2017年通年では1.8%減の1,723万台となっています。通年と直近の減少幅を見れば(ほかの影響もあるものの)足元の落ち込みが鮮明になっています。これには残価設定のリース販売により販売台数を増やしてきた背景もあり、良質な中古車の市場への放出がさらに新車販売を押し下げる要因になっているとの見方もあるようです(*_*)

これらは今見えてる相場から無理やりネガティブな部分を挙げてみているだけかもしれません。ただし爆弾を抱えているのは間違いありません。

好況時の減税

そこで出てくるのがトランプ大統領の政策です(。-∀-)

経済学的に言えば不況時に減税し、好況期にはその影響が緩やかになるように増税をしつつ調整をするってのが長らく伝えられてきたお手本通りの政策です

これに真っ向から立ち向かうのが今回の減税政策であり、市場では好意的に受け止められてます。

ここで今の経済状況を確認しましょう。

長らく不況にあえぎ各国は金利を低下させ、通貨供給を増やすことにより投資を促進し雇用、生産に刺激を与えてきました('Д')これにより雇用は失業者数減少、就業者数も増えいい循環ができています。設備投資も底堅く、各種生産の統計も堅調となっていますのはご存知の通りです。そして各種イノベーションが振興し新たな投資を増大させている状況でもあります。

一方でかつてない低金利下において、すでにピークアウトを迎えた財や個人債務が積みあがってしまいました。

ここでさらにアクセルを踏むことによる供給を市場は賄いきれるんでしょうか。

テーパリングに向けた利上げに対し、サラリーの増加、雇用の安定でこれをこなしきれるのでしょうか。

何より、行き過ぎたこの貨幣供給の着地はどこになるのでしょうか。

ダウが千ドル上がるにつれこの懸念が増大しつつあるのが今の私のポジションです( ;∀;)

証左となるのは長短金利差?

昨年12月に駆け巡った長短金利差の縮小の話題。

一因には貨幣供給量の増大もあるとは思いますが、結局のところ長期の経済発展に不透明な部分が根底にはあるっていうのもコンセンサスなんでしょう。

1月に入っても若干の縮小傾向ですので注視する必要はありそうです( `ー´)

さていかにすべきか

ってことに行き着くわけですが( `ー´)

結局のところすでにポジションを多く持ってる場合にはキャッシュポジションの増大を

キャッシュポジションを多く持ってる自分のような方は短期の利幅どりを積極的に狙う必要がありますね(。-∀-)

バリュエーションはすでに高いなぁと思う株が多くなりつつありますのでチャートを見ながらとれるところをとる必要がありそうです

各種資源が上がってきているのでこの辺に関連する銘柄が比較的とりやすいかもしれませんね

あとはSOXチャートを見たところ半導体関連も直近高値を超えてくるのではないでしょうか

慎重に大胆に、そしてやばそうなところでプットを買うなどいろいろと模索していきたいと思います。